娘が2歳6ヶ月になり、イヤイヤ期のピークをむかえました。
イヤイヤと泣き叫ばれる日々。ママも疲れますよね。
私も保育士で2歳児を3年ほど担任したことがあり、これまでたくさんのイヤイヤ期の子どもたちと関わってきました。
それでも、我が子のイヤイヤを目にして、疲れて「子育て向いてない」と思うように…。
これは良くないと思い、色々試した結果、おすすめの方法をこの記事では書いています。
・選んでもらう
・待つ
・リフレッシュタイムを作る
・ご褒美を買う
・手を抜く
私と同じように、「イヤイヤ期の子どもに疲れた」と思っているママはぜひ試してみてくださいね♪
2歳がイヤイヤばかり言うのはなぜ?

イヤイヤ期は、自我と脳の発達に関係しています。
なぜ「イヤイヤ」ばかり言うのか理由を知っておきましょう。
イヤイヤ期と自我の発達
2歳前後は子どもの自我が芽生える時期。
そのため、自分の気持ちを全身で表現し、気持ちをコントロールすることを学ぶ過程でイヤイヤ期が起こります。
赤ちゃんの頃とは違い、「自分でやりたい」「これがしたい」という気持ちが育つ。
けど、「思ったようにできなかった!!」「自分でしたかったのに!!ママがしないで!」と言葉で伝えられず、「いや!」とイヤイヤを全身で表現することに。
ママにとっては大変な時期ですが、「イヤイヤ」は子どもにとっての大事な成長の証ですよ。
イヤイヤ期と脳の発達
脳には「前頭前野」という場所があり、感情や行動をコントロールする働きがあります。
しかし、イヤイヤ期の2歳前後の子どもは、まだ前頭前野が未熟。
そのため、2歳前後の子どもは感情のコントロールを学んでいるところなので、うまく気持ちを切り替えられません。
3〜4歳ごろになると、一般的には前頭前野が発達してくると言われています。結果、4歳ごろになると、自分の気持ちをコントロールできるようになり、「イヤイヤ」が減少してきます。

イヤイヤにはこんな理由があると思えば、少しは気持ちが楽になるかも。
イヤイヤ期の対処法


毎日、イヤイヤされると「疲れた…」「私母親向いてないかも」と思ってしまいませんか?
私自身、保育士をしていて20人以上のイヤイヤ期ピークの子どもと関わってきました。
そんな私でも、毎日ことあるごとにイヤイヤをされると、「疲れた、子育てに向いてない」と感じます。



イヤイヤの対処法はないの?
そこで、イヤイヤ期の対処法を経験談も交えながら紹介しますね。
イヤイヤされないようにする
イヤイヤが激しくなると、寝転がって泣き叫んび、手がつけられなくなる我が家。
泣き叫ばれると、こちらも気持ちがしんどくなってしまう…
そこで、イヤイヤされないようにするのが1番良い方法だと気づきました。
子どもに選んでもらおう



イヤイヤされない方法なんてあるの?
「自分でやりたかった」「自分で選びたかった」「ママに手伝って欲しかった」などが理由でイヤイヤすることが多いと、個人的には思っています。
そこで、何かをするときは、その都度「これとこれ、どっちがいい?」と子どもに選んでもらいましょう。
例えば、着替えの場面だとすると…
・タンスの引き出しを開けるのは「ママがする?〇〇ちゃんがする?」
・服選びでは「こっちのピンクの服か、こっちの白の服どっちにする?」
・着替える時は「自分で脱いでみる?ママが手伝う?」
という感じでその都度、2択の質問をしていきます。
3択以上にすると、選択肢が多くて選ぶことが難しいので2択にするようにしてくださいね。
こうすると、イヤイヤを回避するだけでなく、自分で選ぶ力もつけることができておすすめですよ。
待ってみよう
もう一つの方法として、時間や心に余裕がある時は、ぜひ「待つ」を意識してましょう。
実際に、時間や心に余裕がなく待てない日は、イヤイヤが激しくなり床にひっくり返り、手がつけられない状況になってしまいます。
一方、「待つ」を意識するとイヤイヤ言われても、手がつけられなくなることはありません。
(手がつけられなくなると、抱っこも何もかも拒否で泣き叫んでます😇)



「待つ」ってどんな感じなの?
ということで、お風呂に誘っても「いやや!」と言われた場合を例に挙げてみます。
先に脱衣室へ行って待ってみる
⇩
気持ちが向く&ママがいないことに気づく
⇩
脱衣室へお風呂に入るとやって来る
こんな感じで、子どもが気持ちを切り替えられるのをただ待ちます。
たまに、待ちすぎてどんだけ待たせるねん!と思うこともありますけどね…
時間や心に余裕があるときは、ぜひ「待つ」をやってみてくださいね♪
イヤイヤに疲れたら…


それでも、上記の方法を試してみても眠たいときなど、機嫌が悪いと激しいイヤイヤが待っていますよね…
保育士歴6年、イヤイヤ期の子どもと沢山関わってきていても、激しいイヤイヤをされると
「私、子育てに向いてない」と思うことが多いです。
そう思うときは、ママを頑張りすぎた証拠。
なので、子育て向いてないなんて思わなくて大丈夫です。
頑張りすぎて、ママが疲れ果てているので、次のことを試してみましょう♪
子どもから少し離れ、リフレッシュタイムを作る
もし家族が協力的なら、子どもを預けてカフェやお買い物など、好きな場所へ出かけてみるのがおすすめ!
少しの間、子どものことを忘れて、ママではなく一人の女性としてリフレッシュしちゃいましょう。



リフレッシュのつもりでも、結局子どものこと考えちゃうのは、ママあるあるかな?
ママ業お休みしてリフレッシュすることで、子どもがより可愛く見えますよ!



家族が協力的じゃないし、預かってもらえないな
そんなときは、一時預かり保育など行政サービスを利用してみましょう♪
・家族に預かってもらう
・一時預かり保育
・ベビーシッター
・託児所
・ファミリー・サポート
など
自治体によって、サービスの内容が異なるのでぜひ確認してみてくださいね。
使えるサービスは使って、時にはリフレッシュしよう!!
自分にご褒美をあげる
好きなチョコとかアイスとか食べて、自分のご機嫌を取っちゃいましょう♪
毎日24時間頑張っているから、ご褒美は必要!
私もご褒美と言って、アイスやチョコなど好きな食べ物をよく買って食べています。
たまに、食べてるところを娘に発見され、
「なにたべてるの?」「めーちゃんは、なにたべる?」
とラムネを一粒あげてることは、内緒で…。
ご褒美があると、もう少し頑張ろうと思えますよね。
手を抜いたり、まあいいやと思ったりする
手を抜けるところは抜いちゃおう!
私だけかもしれませんが、夕方すごくグズグズされる時間にご飯を作るのがすごい苦痛…
毎日、片手で抱っこしながら片手で料理していました。
片手で料理するので、包丁で切るのができないんですよね。
そこで、冷凍の切れてる野菜を業務スーパーで買い、冷凍の骨抜き魚をネットで注文し、あとは焼くだけ!という状況まで手を抜いています。
・子連れで買い物ムリ!
→ネットスーパーやコープなど宅配してもらう
・ご飯作るのムリ!
→冷凍野菜などの活用、冷凍のお弁当やデリバリーも使っちゃおう
・洗濯物ムリ!
→ドラム式洗濯機で乾燥まで洗濯機にお任せ!
・洗い物ムリ!
→食洗機に任せる!
・家事ムリ!
→家事代行サービス使ってみる
手を抜いても問題ないことばかりですね!
そして、大事なのは「まあいいや」と思うことです。
完璧を求めると、ママの心も体力も疲れ果ててしまいます。
手を抜けるところは抜いて、肩の力も抜いて、まだまだ先の長い子育てに疲れ過ぎないようにしていきましょうね♪
まとめ
2歳ごろがピークのイヤイヤ期。毎日、子育てお疲れ様です。
イヤイヤ期は成長の過程。そう思っても疲れるときは疲れます。
イヤイヤされないように選んでもらったり、待ったりしてみてそれでも疲れたときはリフレッシュタイムやご褒美などでママ自身が機嫌よく過ごせるようにしていきましょうね♪
いつか終わるイヤイヤ期、少しでも気持ちに余裕を持って過ごせますように。
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